(22) 50代、60代にすること
私は、この3月で60代に入りました。これから60代をどう生きるのか、50代も振り返りながら考えてみました。50代は「責任のピーク」だったと思いますし、60代は、健康を保ちながら、これまでできなかったことを含めて、何をするかを選んで実行できる時期だと思います。少し年寄りじみたテーマかも知れませんが、若い方も、お父さんやお母さんを思い浮かべて、自分もいずれはそういう年代になるので、読んでいただければと思います。

50代にやること
一般的に言われていること
キャリア面:仕事では責任のピークにあるが、将来どう過ごしたいかを踏まえて働き方も考える。収入・健康・やりがいのバランスを整理し、今の仕事を続けるか別の働き方に移るか、自分に合った選択肢を早めに考え、リスキリングにも取り組む。
健康面:生活習慣病とストレス管理がポイント。適度な運動で筋力と代謝を維持し、塩分・脂質を控えた食事で血圧や脂質を整える。飲酒も適量にし睡眠の質を高める。定期健診で早期発見につなげる。
お金の面:子どもの教育費と自分たちの老後資金を蓄える。教育費は総額と負担期間を把握して支援。老後資金は生活費、医療費、住居費等を見える化し、貯蓄とリスクを抑えた運用で確実に積み上げる。
人間関係:これからの人生に必要なつながりを考える。無理な付き合いは見直し、楽につきあえる関係を残す。広く浅くより、少なくても安心できる関係が心の支えになる。
| 項 目 | 内 容 |
| キャリア | 責任のピーク、将来の自分に合った選択肢、リスキリング |
| 健康 | 生活習慣病とストレス管理、定期健診等で早期発見 |
| お金 | 教育費と老後資金 |
| 人間関係 | これからの人生に必要なつながり、少なくても安心できる関係 |

私の場合
キャリア面:目前の仕事で精一杯でした。これまでの知識や経験を踏まえて、ITや語学でリスキリングにも取り組みましたが、具体的に60代の自分のキャリアを想像できていなかったと感じています。
健康面:若い時に比べると血圧やコレステロールの値が高くなり、健康診断でも精密検査を求められることが多くなりました。食事や運動で体重の増加をできるだけ抑え、ストレスにも気をつけることで、何とか健康を保てたと思います。
お金の面:お金の運用を余り考えていなかったので、株価の上昇の機会を生かすことはできませんでした。
人間関係:私はどちらかと言うと社交的ではありませんでしたが、仕事で管理職として部下等との関係構築が不可欠となり、逆にコミュニケーションを楽しめるようになりました。
60代にすること
一般的に言われていること
キャリア面:無理なく仕事を続けられること。体力や気力の低下を踏まえ、これまでの経験を活かせる仕事を選ぶことも考える。週に働く日数や負担の重さも検討する。働くことは生活の安定と心の張り合いにもつながる。
健康面:無理せずに長く動ける体を保つことがポイント。筋力や持久力は落ちやすいため、軽い運動を習慣にする。食事は量より質を意識して睡眠も整える。定期的な検診や日々の体調管理で変化に早く気づくことが大切。
楽しむこと:元気に動ける今をどう使うか。行きたい場所へ出かけ、会いたい人に会い、やってみたかったことに手を伸ばすことで、後悔の少ない自由で豊かな時期になる。興味のあることをすることで脳が活性化し、日々の張り合いにもつながる。
お金の面:減らさない工夫と、将来のインフレにも対応するために無理なく増やすこと。生活費、医療費、住居費等の見通しを立て、必要なお金を確保したうえで、残りはリスクの低い運用で、長く使える形にする。
人間関係:家族も含めて、無理を減らして心の負担を軽くする方向になる。子どもは自立し、親は支援が必要になるため、必要なときに寄り添うことが大切になり、役割より安心感や対話が中心となり、友人は量より質へと絞られていく。
| 項 目 | 内 容 |
| キャリア | 無理なく続けられること |
| 健康 | 長く動ける体を保つこと |
| 楽しむこと | 元気に動ける今を後悔の無いように使う |
| お金 | 減らさないよう無理なく増やす |
| 人間関係 | 家族は安心感や対話が中心、友だちは量より質 |

私の目指す60代
キャリア面:まずは無理なく誠実に働きたい。いずれは自分の得意なこと好きなことを生かして、何らかの形で一生働いて社会に貢献したいと思っています。
健康:できるだけ食事、運動そしてウエイトに気をつけ、健康診断等で体調の変化にも気づくことで、健康を維持したいと考えています。
※詳しくは、(18)健康についてをご覧ください。
楽しむこと:健康でなくなり動けなくなった時に後悔しないよう「楽しむこと」を大切にしたいと考えています。行きたいと思っている所を旅行したいですし、メジャーの大谷を見に行きたいと思います。色んなことを学び、感動したことを曲もしたいです。
お金:将来の必要資金は国債等の確実な方法で蓄えるとともに、今後のインフレにも対応できるよう、少しはNISA等でリスク分散して運用したいと思っています。
人間関係:家族や友だち、さらには地域の人たちともコミュニケーションをとって、良い関係を築いていきたいと思っています。
まとめ
〇今回は、これからの60代をどう生きるのか、50代も振り返りながら考えてみました。50代は「責任のピーク」だったと思いますし、60代は、これまでできなかったことを含めて、何をするかを選んで実行できる時期だと思います。
〇まず、50代にすることとしては、仕事では責任のピークにある中で、生活習慣病とストレス管理で健康を維持することが必要だと思います。
〇また、子どもの教育費と自分たちの老後資金を蓄えることも必要ですし、これからの人生に必要なつながりとして人間関係を考えることも大切です。
〇60代にすることとしては、仕事を無理なく続けられること、健康面でも無理せずに長く動ける体を保つことが必要です。
〇また、60代は、楽しむこと、元気に動ける今をどう生きるかが大切だと思います。お金の面では、減らさない工夫と、インフレにも対応するために無理なく増やすことが重要です。人間関係では、無理を減らして心の負担を軽くしていくことが大切です。
