(9) 自分で曲を作る(曲の構成・伴奏編)
前回(5)の記事でメロディーを作るところまでお話ししました。せっかくなので、もう少し曲作りに付け加えていきたいと思います。今回は、メロディーをもう少し充実することと、伴奏をつけることについてお話ししようと思います。曲を作らない方も、そんな風になってるのかって思って読んでいただけると面白いと思います。また、最後には、私の作った曲も載せていますので、聴いていただけると嬉しいです。

曲の構成

〇ポップスの曲は、基本的にはこの表のような構成になっているそうです。
〇ただ、必ずこういう構成にしないといけない訳でもないと思うので、私は結構自由に作っています。
〇メロディーに変化があって展開していくと、いい感じの曲になるように思います。
〇文章を書く時の起承転結をイメージすると良いと思います。
コード進行
コード進行の基本(ハ長調の場合)

〇次はメロディーに伴奏を付けます。それぞれの部分に、どのコード(和音)が合うのか考えます。
〇作曲には、コード進行の原則があります。起立(C)-礼(G)-着席(C)のような流れです。余り意識しなくても、不思議と近いコードになります。
〇私は、Garageband(ガレージバンド)でメロディーを鳴らして、ギターでコードを弾きながら和音を決め、歌詞を印刷した紙に書き込んでいます。
※参考 私の場合、まず歌詞を書いて、それをイメージしてメロディーを考え、そして歌詞を調整して作曲しています。
ベース、伴奏の入れ方(Garageband(ガレージバンド))
和音が決まったら、Garagebandを使って、ベース等の伴奏を入れていきます。メロディーを流しながら、ベース等でコードのキーをタップして入れていきます。これが結構難しいのですが、コツは曲のテンポを遅くしてやることです。伴奏をつけるとぐっと曲らしくなるので、是非やってみてください。文字が小さいので拡大して読んでください。


まとめ
〇今回は、メロディーをもう少し充実することと、伴奏をつけることについてお話ししました。
〇ポップスの曲には基本構成があります。メロディーに変化があって展開していくと、いい感じの曲になります。
〇作曲にはコード進行の原則がありますが、余り意識しなくても、不思議とそれに近いコードになると思います。
〇和音が決まったら、Garagebandを使って伴奏を入れていきます。コツは曲のテンポを遅くしてやることです。
私が作った曲「仕事って人生って」
この曲も教育関係の職場にいた時の曲です。毎日、仕事に忙殺されていた時の気持ちを曲にしています。共感してもらえる方も多いのではないかと思います。この曲を作った時は、AメロとかBメロとかは余り分かっていなかったのですが、起承転結のように変化を持たせようと考えていました。イントローAメローBメローサビーDメローアウトロの様になっていると思います。コード進行の原則にも大体合っていると思います。曲の展開を感じながら聴いてみてください。
※この曲の構成は、次のようになっています。
Aメロ:また始まる慌ただしい一日~
Bメロ:ひっきりなくやって来る指示や依頼~
サビ:あ~悲しくなる仕事だから当たり前なのか~
Dメロ:でも、こんな仕事だけど~
