(8) 英語学習 継続法

 私が英語を勉強しようと思ったのは、英語が好きだからということもありますが、英語を勉強したら一生ものだと思ったからです。例えば、ITとかは日進月歩なので勉強し続けなければならない。英語ならマスターしたら、手に職がつくと考えていました。しかし「人間は忘れる」んです。せっかく勉強しても、しばらく使わないと忘れてしまいます。結局、英語も勉強し続けないといけないんです。今回は、私の英語学習の継続法をお話したいと思います。もちろんネイティブと話した方が良いし、これがベストな方法とも思いませんが、コツコツと継続できる方法の1つとして参考にしていただければと思います。

アウトプット学習

 何の学習でもそうですが、知識として頭にインプットしたことは、アウトプットすることが重要だと思います。分かった気になっていても使えないんです。だからアウトプット学習って大切だと思います。仕事や日常生活で英語を使うことが無い場合、AI英会話はお手軽で効果的な学習方法だと思います。

スピーキング・リスニング

AI英会話 ー スピークバディ  

〇友達の英語の先生に教えてもらったのが、スピークバディです。それから約半年間、毎日30分程ですが学習しています。

〇1カ月プランで3,000円位、12カ月プランで月当たり2,000円位で、英会話教室に通うことを考えると、かなりリーゾナブルです。

※スピークバディ 詳しくはこちら

〇主な特徴

 毎回5分位の会話について、テーマ表現を中心に、単語学習からチャットまでで、繰り返してマスターしていきます。

・単語学習モード:1回当たり5~10個程度の単語を学びます。

・リスニングモード:会話を聴くだけです。

・会話モード:自分のパートを読む。ほぼ聴きとってくれます。

・英作文モード:テーマ表現の箇所だけ、英作文して話します。 

・応用練習:テーマ表現を別の会話の中で英作文して話します。

・バディチャット:ミッションをAIと会話。AIの添削も有り。

ライティング

DEEPL(ディープエル)を使った学習

アウトプット学習ではライティングも重要です。書く内容を考えるのは大へんなので、私は休日にまんが偉人物語(国際情報社)という絵本を英訳しています。(5年間位で絵本20数冊をノート5冊に英訳)

〇1ページ読んで自分で口頭で英訳します。次に、DEEPL(ディープエル)という翻訳ソフトで訳します。

自分が考えていた英文と、DEEPLの英文を比べて、より良い表現でノートに書きます。AIと相談しながら英訳するイメージです。

〇DEEPLは、すごく優秀な翻訳ソフトなのですが、日本語の文章は主語が省略される場合が多いので、翻訳時に主語を補ってあげる必要があります。

〇昔の翻訳ソフトは、仮定法(事実に反する仮定(例 もし空が飛べたら))は、常識(例 人は空を飛べない)が無くて使えなかったのですが、もう使える様です。

〇いずれにしても、主語を補った上で、ちゃんとした日本語で翻訳すると、なるほどと思うような英文を返してくれます。

DEEPL(無料)のウェブページはこちら

インプット学習(文法、構文学習)

 英語学習では、スピーキング、リスニング、ライティングに目が行きがちですが、やはり文法の知識は必要だと思います。とは言え、分厚い文法書を読むのは大へんですし、読んでもなかなか覚えられないです。私の場合、次の2つの教材で勉強しました。今でも時々繰り返しています。

基本英文300選

〇まずは、これで勉強するのをお勧めします。2回目の記事でも書きましたが、私は、文法はこの本で英検1級まで合格しました。薄い本ですが、主な文法、構文、熟語もカバーしています。英検を受けている時は、300個の英文がすらすら口から出るようにしていました。

チャート式英文法

〇息子が高校に入った時に、学校で指定された英文法の参考書を一緒に買ったものです。それまで高校時代に使っていた「完全英文法」(美誠社)を使っていましたが、買い替えました。

〇500ページ程ある文法の本ですが3回は通読しました。300選をマスターしていると、文法の枠組みが頭にできているので読めるんです。読むと「そういうルールもあるのか。」と気づき、枠組みに足されていく感じで、英文法の知識が深まるのを感じます。

まとめ

〇英語はマスターしたら手に職がつくと考えていたが、忘れるので勉強は続けないといけない。

分かった気になっていても使えない。だからアウトプット学習は大切。

〇AI英会話のスピークバディは、テーマとなる英語表現を繰り返し学習。AIは、ほぼ聴きとり、添削もしてくれる。

アウトプット学習では、ライティングも重要。DEEPL(ディープエル)でちゃんとした日本語で翻訳して、それを参考に、より良い英文にする

文法の知識は必要。基本英文で頭に文法のフレームを作り、文法書で付け加えると学習しやすい。