(15) 自分で曲を作る③(ボカロ編)

 前回(9)の記事で伴奏をつけるところまでお話ししました。後は、歌をつければ曲を完成できます。勿論、自分で歌ってもいいのですが、歌いにくい場合もあると思いますので、今回は、自分に代わってAIに歌ってもらうボカロについてお話しします。最後に、私がボカロを使って作った曲を載せていますので聴いてください。

ボカロとは

ボカロとは

 ボカロは、ヤマハが開発した「歌声合成ソフトVOCALOID」の略称で、その文化全体を指す言葉でもあります。初音ミクの登場をきっかけに、広く普及したネット発の音楽ジャンルです。メロディと歌詞を入力すると、人工の歌声を生成できます。

Garageband(ガレージバンド)で使えるボカロ

 ガレージバンドで使えるボカロのアプリには、ガレージバンドの中でボカロを作れるものと、ボカロのアプリで作った音声をガレージバンドに読み込むものの2種類があって、主なものは表のとおりです。

アプリ名有料/無料ガレージバンドとの連携主な特徴
Voisona(ボイソナ)無料 直接プラグインAI歌声が自然。iPhone/iPadでも動く。手軽。
VOCALOID(初音ミクなど)有料 書き出しで対応キャラ声が豊富。世界的に有名。
CeVIO AI有料 書き出しで対応人間っぽい自然な歌声。

Voisona(ボイソナ)の使い方

 ボイソナは、ガレージバンドで直接使えて無料なので、私も使っています。以下、ボイソナのインストールから基本的な使い方、便利な機能まで説明します。ボイソナでは基本的に「知声」ちゃんという、少しボーイッシュな声の女の子が歌ってくれます。文字が小さくて読みにくい方は、パソコン等で画面を拡大してご覧ください。

インストール~基本的な使い方

便利な機能

その他、歌詞を入力する時のちょっとしたコツ

〇歌詞の中で「う」を「お」と読む時(例 「~しよう」→「~しよお」、「~いこう」→「~いこお」 など)は、「お」と入力すると自然に聞こえる。

〇何となくですが、歌詞は続けて入力するよりも、ブレスを入れた方が聴きやすくなる。

 一通り入力した後は、何度も聴きなおして、自然に聴こえるように調整してください。

まとめ

今回は、自分に代わってAIに歌ってもらうボカロについてお話ししました。メロディと歌詞を入力すると、人工の歌声を生成できます。

ガレージバンドで直接使えて無料のVoisona(ボイソナ)について、インストールから基本的な使い方、便利な機能まで説明しました。

私が作った曲「今日は君に花丸を」

 私の職場の県庁には、日々、一生懸命に仕事に向き合っている職員がいます。今は管理職として働いていて、職員の皆さんと色々な話をする中でそう感じています。この曲は、そんなみんなを歌で称えたいな、励ましたいなと思って作りました。花丸をあげるというと上から目線かも知れませんが、素直に頑張りを認めてねぎらいたいと思っています。

 また、今回は、生成AIのCopilot(コパイロット)に、「頑張りを称える、いきものがかりのような、語りかけるような歌詞」をリクエストし、それを元に私のフィーリングやメロディーに合うように修正して作りました。花丸が空に浮かんでいるスライドも、Copilotに描いてもらいました。本当に生成AIって凄いなって思います。是非、お聴きください。